五月十三日 火曜日

帰ってきた旅人
田村隆一
朝日新聞社
哀
緑の世界
養神亭
一滴の涙
花の咲かない木
黒いチューリップ
月は無情というけれど
青梅
鳥語
愉快な対話
美少女
疾走する午睡
牡蠣
田村隆一さんの写真を見た時に 私の祖父に似ていると思いました。
祖父は詩を書いてはいなかったけれど、建築のことに少し通じていて 今私が住んでいる家を設計しました。
詩は言葉による構築物で ジャン・コクトーの詩をある評論家が 建築的な詩 と論じていたのを見たことがあります。
私は以前 巨大な鉄筋の工事現場の上に伊東静雄の詩集がポツンと置いてある夢を見たことがあります。 不思議な夢だと思い伊東静雄さんの詩集を読んでみましたが 建築的な詩という感じでもなかったと記憶しています。
田村隆一さんは 帰ってきた旅人 で西脇順三郎さんの 旅人かえらず を意識しています。旅人は帰ってきても または帰らなくても 人はみな旅の途中かな?と私は思いました。
みなさんは どう思われるでしょうか?
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