2008/2/7 木曜日

本の紹介  長田弘詩集 人はかつて樹だった  みすず書房

Filed under: 読書 — watanabe @ 12:07:50

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本の紹介

詩集 人はかつて樹だった  長田弘 著作

みすず書房

     

収録されている詩 (title)

  

世界の最初の一日

森のなかの出来事

遠くからの声

森をでて、どこえ

むかし、私たちは

空と土のあいだで

樹の伝記

草が語ったこと

海辺にて

立ちつくす

     

春の始まる日

地球という星の上で

緑の子ども

あらしの海

For The Good Times

秋、洛北で

メメント・モリ

カタカナの練習

見晴らしのいい場所

nothing

私たちは一人ではない

                     以上

           

長田弘 詩集

人はかつて樹だった    を読んで

      

やわらかな新芽が

やわらかな新芽が 伸びてゆくよう

わたしの中で 広がつてゆく

わたしの決めつけを とかし つつみ

その新芽は伸びてゆく

石を見てみた

石を見つめてみた

今までの石とは表情を変えたかもしれない

草が 風に そよいで

空は 歩いて ゆけるかも

人はかつて樹だった 

のかは わからない

    

              2008.2.7.TW

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