本の紹介 長田弘詩集 人はかつて樹だった みすず書房

本の紹介
詩集 人はかつて樹だった 長田弘 著作
みすず書房
収録されている詩 (title)
世界の最初の一日
森のなかの出来事
遠くからの声
森をでて、どこえ
むかし、私たちは
空と土のあいだで
樹の伝記
草が語ったこと
海辺にて
立ちつくす
春の始まる日
地球という星の上で
緑の子ども
あらしの海
For The Good Times
秋、洛北で
メメント・モリ
カタカナの練習
見晴らしのいい場所
nothing
私たちは一人ではない
以上
長田弘 詩集
人はかつて樹だった を読んで
やわらかな新芽が
やわらかな新芽が 伸びてゆくよう
わたしの中で 広がつてゆく
わたしの決めつけを とかし つつみ
その新芽は伸びてゆく
石を見てみた
石を見つめてみた
今までの石とは表情を変えたかもしれない
草が 風に そよいで
空は 歩いて ゆけるかも
人はかつて樹だった
のかは わからない
2008.2.7.TW
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