2007/11/17 土曜日

万葉集の紹介 二

Filed under: 万葉集 — admin @ 21:48:53

春は萌え
夏は緑に
紅の
まだらに見ゆる
秋の山かも

春は木々が一斉に芽吹き
夏は一面の新緑
今は紅が濃淡様々な模様を描き出している
素晴らしい秋の山だ

という万葉集の歌
季節による山の色の変化を述べて、秋の山を賞賛した歌とのこと

私はこの歌を読むと、とても素朴な見たままを歌った作品だと思います。
そして万葉人と 七世紀 八世紀の万葉人と自然に話しができるような気がしてきます。

そうそう万葉人さん、私もそう思いますよ。春は芽吹いて 夏は緑がさらに濃くなり そして秋に紅葉と・・・・・・・・
そうですよね 秋の山は美しいですよね と・・・・・
千年以上もの時を越えて私たちは共鳴共感できるのでした。
そしてついでに言わなくてはなりません。
あの、ちょっと言いにくい話なのですが・・・・今日この頃は、どうも気候がおかしくて、地球温暖化とか自然環境破壊がひどく  問題になっております、と。
すると きっと万葉人は言うでしょう。
それはいけません いけません すぐに改めてください。そしてこの美しい自然を かけがえのない地球を 大切に大切に守り 次の世代へ次の世代へと手渡してゆきなさい、と。

そんな話し合いを、私はこの歌を読んで思いました。
春 夏 秋 冬
季節のうつりかわりを大切に心に刻みつつ、生きてゆけますように
万葉人のように
これからも
いつまでも
とこしえに

2007.11.16.TW

2007/11/4 日曜日

万葉集の紹介

Filed under: 万葉集 — admin @ 13:46:18

さを鹿の
心相思ふ
秋萩の
しぐれの降るに
散らくし惜しも

雄鹿と心を通わせている萩の花が 時雨に濡れてひとり散ってゆくのが惜しい

という歌
この歌は萩を鹿の妻と考える万葉時代七世紀八世紀の頃のとらえ方をもとにしているそうです。
どうしてそうなったのか?わかりませんが ここには動物と植物の交響があります 人間も含めてあらゆる生が 共生してゆくやさしい心が脈打っている とても素敵な歌で感動します。
万葉集はこれから わたしのblogでたびたび紹介してゆきます      2007.11.4.TW

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